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利用者の残薬が多くて困っているケアマネさんへ|薬剤師にできること【千葉市・フジ薬局】

  • 執筆者の写真: Wada Tatsuya
    Wada Tatsuya
  • 11 分前
  • 読了時間: 4分

「薬がたくさん余っているみたいなんだけど、どうすればいいの?」

在宅の利用者を担当するケアマネジャーなら、一度はこんな場面に直面したことがあるはずです。残薬の問題は、放置すると利用者の健康に直結するリスクがあります。しかし「薬のことは薬局に任せておけばいい」と思っていると、深刻な事態を見逃すことになりかねません。

この記事では、残薬が生まれる原因から、ケアマネが薬剤師に相談できることまで、実例を交えて解説します。


残薬問題は「あるある」ではなく「危険信号」

在宅の現場では、残薬は珍しいことではありません。フジ薬局が在宅患者のご自宅を訪問すると、6ヶ月分以上の残薬が出てくることは日常的にあります。

しかし残薬が多いということは、単に「もったいない」という話ではありません。以下のような深刻なリスクが潜んでいます。


① 本来飲むべき薬を飲めていない

残薬が多い=薬を飲めていない、ということです。血圧・血糖・心臓の薬など、毎日継続して飲む必要がある薬を飲み忘れていた場合、病状が悪化するリスクがあります。


② 古い薬・不要な薬を飲み続けている

フジ薬局が実際に経験したケースです。一包化された薬を毎日飲んでいた利用者を訪問したところ、パックの中に現在の処方薬ではない薬が混入していることが判明しました。本人も家族も気づかず、いつから飲んでいたかも不明という状況でした。一包化されていると「何が入っているか見えない」ため、こうした問題が発見されにくくなります。


③ 薬の飲み合わせ・重複のリスク

複数の医療機関からそれぞれ薬が出ている場合、同じ成分の薬が重複していたり、飲み合わせに問題がある組み合わせになっていることがあります。残薬が積み重なっている場合、この問題がすでに起きているサインである可能性があります。


なぜ残薬は生まれるのか

残薬が生まれる原因は一つではありません。主な原因を整理します。

原因

具体的な状況

飲み忘れ

認知症・複数薬の管理が困難

自己判断での中断

副作用が怖い・効いていないと感じる

処方日数のズレ

受診間隔と処方日数が合っていない

薬の変更時の管理不足

変更前の薬が残ったまま新しい薬も届く

入院・体調不良による服薬中断

退院後に残薬が大量に残る

こうした原因が重なって、気づいたときには引き出しや棚に薬が山積みになっているというケースが非常に多いです。


ケアマネが薬剤師に依頼できること

残薬の問題は、ケアマネだけで解決しようとしても限界があります。薬の内容・飲み方・処方の適切さを判断できるのは薬剤師です。以下のことを薬剤師に依頼することができます。


① 残薬の整理・棚卸し

訪問して自宅にある薬をすべて確認し、現在の処方内容と照合します。不要な薬・期限切れの薬・重複している薬を整理し、現状を把握します。


② 主治医への報告・処方の見直し提案

残薬の状況を主治医に報告し、処方日数の調整や薬の整理を提案します。「この患者さん、実は薬を飲めていません」という情報を医師に届けることで、処方内容が適切に見直されるきっかけになります。


③ 服薬状況の定期的なモニタリング

居宅療養管理指導として月1〜2回訪問し、継続的に服薬状況を確認します。一度整理して終わりではなく、継続的に関わることで再発を防ぎます。


④ 一包化の見直し

一包化されている場合、中身が正しいかどうかの確認も薬剤師の仕事です。処方が変わった際に古い薬が混入していないか、定期的にチェックする体制を整えることができます。


ケアマネが動くべきタイミング

以下のサインに気づいたら、早めに薬剤師に連絡することをお勧めします。

  • 自宅に薬の袋・箱が大量に溜まっている

  • 「薬が余っている」と本人や家族から言われた

  • 最近、体調の変化・ふらつき・転倒が増えた

  • 複数の病院から薬が出ている

  • 認知症が進んで服薬管理が難しくなってきた

  • 入退院があった後、薬の管理が乱れている


フジ薬局の対応

フジ薬局(千葉市中央区)では、ケアマネジャーからの相談を起点に残薬整理・服薬管理の見直しを行っています。

居宅介護支援事業所を併設しているため、薬剤師とケアマネが同じ場所で情報を共有できる体制が整っています。「この利用者さん、薬が大量に余っているみたいで…」という段階のご相談でも歓迎です。

訪問して現状を確認し、主治医・ケアマネ・家族と連携しながら、利用者が安全に薬を飲み続けられる環境を整えます。

「残薬が多くて困っている利用者がいる」「服薬管理を見直したい」といったご相談は、お電話・FAX・ホームページからお気軽にどうぞ。


フジ薬局(千葉市中央区東千葉1-13-2)

 
 
 

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