介護施設の種類と、在宅薬局の役割【千葉市・フジ薬局】
- Wada Tatsuya
- 7月28日
- 読了時間: 6分
更新日:7月30日

「そろそろ施設を考えなきゃいけない」と思ったとき、最初に直面するのが種類の多さです。特養、老健、グループホーム、サ高住、有料老人ホーム……言葉は聞いたことがあっても、何がどう違うのかわからないという方がほとんどです。
この記事では、介護施設の種類をわかりやすく整理します。そして、どの施設であっても入居者の安全な療養生活を支えるために欠かせない「在宅薬局の役割」についてお伝えします。
介護施設は大きく2グループに分かれる
介護施設は、運営主体・費用・入居条件によって大きく2グループに分けられます。
・公的施設(介護保険施設):国や自治体が関与し、費用が比較的安い。ただし入居待ちが長い
・居住系施設:民間事業者が運営するものが多く、比較的入りやすい。費用は施設によって幅がある
公的施設(介護保険施設)の種類
特別養護老人ホーム(特養)
対象:要介護3以上(原則)
費用: 月額5〜15万円程度(収入に応じた負担軽減あり)
常時介護が必要な方が、終の棲家として利用する施設です。公的施設の中で最も費用が抑えられる一方、入居待ちが数ヶ月〜数年に及ぶケースも多いです。医療・看護体制も整っており、看取りまで対応する施設が増えています。施設内に薬剤師が配置されているため、薬の管理は施設側が担います。
介護老人保健施設(老健)
対象: 要介護1以上
費用: 月額8〜15万円程度病院退院後から在宅復帰を目指すリハビリ施設です。長期入所ではなく、3〜6ヶ月程度の利用が一般的。医師・看護師・リハビリ職が常駐しています。特養と同様、施設側が薬を管理します。
介護医療院
対象:要介護1以上(医療的ケアが必要な方)
費用: 月額10〜20万円程度2018年に新設された施設です。胃ろう・たんの吸引など、長期にわたる医療依存度の高い方が対象。医療と介護を一体的に提供します。薬の管理は施設内で完結します。
居住系施設の種類
グループホーム(認知症対応型共同生活介護)
対象:要支援2以上、認知症の診断がある方
費用: 月額15〜25万円程度
定員: 1ユニット5〜9名の少人数制
認知症の方が専門スタッフと共に、家庭的な環境で共同生活を送る施設です。少人数なので顔なじみのスタッフが対応でき、穏やかに過ごせると評判です。地域密着型のため、原則として施設と同じ市区町村に住民票が必要です。施設内に薬剤師は常駐しておらず、外部の薬局・薬剤師が訪問して薬の管理を行います。認知症の方は複数の薬を服用しているケースが多く、服薬管理は安全な生活を送る上で非常に重要です。
サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)
対象:** 60歳以上、または要介護・要支援認定を受けた方
費用: 月額10〜30万円程度(施設によって異なる)
バリアフリーの賃貸住宅に、安否確認・生活相談のサービスが付いたものです。「住宅」なので自由度が高く、介護サービスは外部の事業者を自分で選んで利用します。比較的元気な方から要介護の方まで幅広く入居しており、薬の管理も外部薬局が担うケースがほとんどです。
有料老人ホーム
有料老人ホームは3種類に分かれます。
種類 | 介護サービス | 特徴 |
介護付き | 施設スタッフが24時間対応 | 介護保険の特定施設入居者生活介護の指定を受けた施設 |
住宅型 | 外部の介護サービスを利用 | 自分でケアマネや訪問介護を手配する |
健康型 | 原則不要(自立した方向け) | 要介護になると退去が必要な場合も |
費用:** 月額15〜40万円程度(施設によって大きく異なる)
住宅型・健康型の場合は外部薬局が薬の管理を担います。介護付きでも、訪問診療に伴う薬剤師の同行や在宅調剤を外部薬局に依頼するケースは少なくありません。
ケアハウス(軽費老人ホーム)
対象:原則60歳以上で、自宅での生活が困難な方
費用: 月額6〜15万円程度(収入によって異なる)
社会福祉法人などが運営する、比較的低コストの施設です。食事・洗濯などの生活支援が受けられます。介護が必要になった場合は外部のサービスを利用するため、薬の管理も外部薬局が担います。
居住系施設で「在宅薬局」が果たす役割
グループホーム・サ高住・有料老人ホーム・ケアハウスに共通するのは、施設内に薬剤師が常駐していないという点です。
だからこそ、どの薬局と連携するかが、入居者の安全に直結します。
に本気で取り組む薬局には、窓口での調剤とは全く異なる対応力が求められます。
一包化・配薬
複数の薬を1回分ずつまとめてパックし、施設に届けます。フジ薬局では一般的な薬局にはほとんど導入されていない全自動分包機を使用しており、人の手による仕分け作業を最小限に抑えることで、服薬ミスのリスクを大幅に軽減しています。施設スタッフの負担を減らすだけでなく、入居者の安全にも直結する体制です。
訪問診療への同行
医師が施設を訪問して診察する際、薬剤師も同行します。処方内容の確認、飲み合わせのチェック、副作用のモニタリングをその場で行うことで、より安全な薬物療法を実現できます。
緊急時の迅速対応
発熱・急変・転倒など、施設では急を要する場面が少なくありません。臨時処方が出た際に素早く薬を届けられるかどうかは、在宅薬局としての本気度が問われる場面です。
麻薬・無菌調剤への対応
看取り期に差し掛かった入居者には、疼痛管理のための麻薬や、点滴栄養(IVH)が必要になることがあります。こうした対応ができる薬局かどうかは、施設が「最期まで寄り添える場所」であるかどうかにも関わります。
フジ薬局の在宅・施設対応
フジ薬局(千葉市中央区)は、こうした在宅薬局の役割をしっかりと担える体制を整えています。
訪問診療への同行は基本的にすべて対応しています。
医師の訪問診察に薬剤師が同席し、処方の場でリアルタイムに薬学的な確認・提案を行います。
緊急対応は毎月50〜80件。
急な発熱、急変、臨時処方への対応を毎月コンスタントに行っています。「夜間や休日に薬が必要になったらどうしよう」という施設側の不安に、実績で応えています。
対応施設は居住系施設を幅広くカバー。
グループホーム、サービス付き高齢者向け住宅、有料老人ホーム(住宅型・健康型)、ケアハウスに対応しています。
対応エリアは千葉市全域。隣接市も前向きにご相談に応じます。
「今の薬局では緊急時の対応が不安」「訪問診療に薬剤師も同行してほしい」「施設の薬管理を見直したい」——そうした課題をお持ちの施設ご担当者様、またはご家族の方は、お気軽にフジ薬局までご相談ください。
フジ薬局
(千葉市中央区東千葉1-13-2)
TEL:043-254-8082
営業時間:平日 9:00〜17:00 / 土曜 9:00〜15:00
この記事はフジ薬局が提供する介護・在宅医療に関する情報です。施設の薬管理に関するご相談は、お気軽にお電話またはウェブサイトよりお問い合わせください。




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